知識や技術は認定されたところで学ぶ

鍼治療

鍼と灸で他者の身体に施術をしたいと考えるなら、正しい知識を学び、きちんとした技術を習得しなければいけません。人間の健康に関することなのですから、独学で鍼灸師の資格を取得できるようにはなっていないです。従って、鍼灸師になりたいと考える方は、国が認定した学校を卒業しなければいけません。その条件をクリアすれば、国家試験にチャレンジできるようになるため、そこをパスすることで鍼灸師になれます。なお、とにかく早く鍼灸師になりたい方は、最短コースが用意されている学校を探そうとするかもしれません。しかし、半年や1年などの最短コースが用意されている学校は、まったく存在していないので気をつけましょう。なぜならば、鍼灸師になるためのカリキュラムは、しっかりと3年間分用意されているからです。従って、どう頑張ったとしても、学校に3年間通わなければいけないのは決定事項となります。ちなみに、専門学校の場合は3年間のカリキュラムですが、大学の場合は4年間のカリキュラムになります。そのため、大学のほうが教えてもらえる内容が多いと考えてしまう方もいるでしょう。しかし、大学のほうが1年通う期間が長いのは、単に大卒の資格を取るまで4年間必要だということです。

働きながら通うことも可能

鍼灸院

鍼灸師の学校に通えば、実際に鍼と灸を使った施術を教えてくれるので、卒業するときには仕事人として活躍できるようになっています。学校によっては研修も行ってくれるため、学生の頃から実践がどのようなものか理解することも可能です。また、卒業後にすぐに働き始めたい方のために、就職のお手伝いをしてくれるところもあります。自身が理想とする施設を一緒に探してくれるので、学校のサポートを受ければ満足できる就職が行えるでしょう。なお、現在社会人として働いているなら、その仕事を辞めずに通える鍼灸師の学校も存在しています。鍼灸師の学校には通信制はないため、必ず登校しなければいけません。しかし、昼だけではなく、夜に登校できる夜間学部を開設するところが数多くあるので、働きながら鍼灸師の勉強を行えるようになっているのです。夜間学部だとしても通う期間が増えてしまうのではなく、3年間で卒業できるところもたくさんあるため、できる限り早く資格をゲットしたい方も安心しましょう。ただし、学年が進むにつれて勉強が難しくなって、仕事を辞めなければついていけなくなる可能性もあるので、その点だけは考えておきましょう。

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